当ページでは近年注目を集めている家事代行サービスのマッチングサイトについて紹介いたします。
家事代行サービスには家事代行サービスは
1,提供会社がスタッフさんを雇用し、依頼主の元へ派遣する方法と、
2,家事を依頼したい人と、家事を代行したい人が直接やり取りをして、家事代行を依頼する方法
の大きく2種類あります。
前者は当サイトでも紹介しているキャットハンドのような家事代行サービスで、
依頼主がキャットハンドに家事代行を依頼し、キャットハンド側で採用しているスタッフをその人の家に派遣します。
トライアルプランあり!家事代行サービス「キャットハンド」の特徴とは?
一方で家事を代行してくれる人と直接やり取りするのが家事代行マッチングサービスで、
「家事代行ひろば」のように、家事代行を依頼するのに企業のスタッフが介入しないサービスです。
通常の家事代行と、マッチングサービスのどちらを使用しようか悩んでいる人のために、今回は様々な視点から比較していき、主要な家事代行マッチングサイトについて紹介したいと思います。
なお、通常の家事代行サービスは直接企業が雇用をしているので、当記事では雇用型家事代行サービスを呼ばせていただきます。
仕組みの比較
まず、雇用型家事代行サービスと家事代行マッチングサービスの仕組みの違いについて比較していきます。
雇用型家事代行サービスは家事代行サービス提供会社が家事を代行するスタッフを雇用しています。
そして、家事を依頼したい依頼主が家事代行サービスの提供会社に依頼し、提供会社がエリアなどの条件に合致するスタッフを派遣します。
一方家事代行マッチングサービスは提供会社がスタッフを採用していません。
依頼者、スタッフともに家事代行マッチングサイトに会員登録をし、そのサイト上で直接メールやチャットなどでやり取りをして、家事代行の依頼を進めていきます。
その為マッチングサイトの運営会社とのやり取りが発生しません。
運営会社はそのマッチングの仲介手数料などで利益を得ています。
イメージとしては、例えが悪いかもしれませんが出会い系サイトと同じような仕組みとなっています。
サービス品質の比較
仕組みの違いを理解していただいたうえで、その仕組の違いがサービス品質にどのような差が出てくるのかを比較していきたいと思います。
大きく差が出てくるのはスタッフの品質です。
雇用型家事代行サービスでは、会社がスタッフを雇用しているため、そのスタッフは提供会社の一員として会社としての評判に直結します。
提供会社のスタッフの品質が悪ければ、サービス解約率が高まり、その噂が広まり新規申込件数が減り、会社として売上を維持できなくなります。
雇用型家事代行サービス会社は売上を増やしていくためには継続率を高める必要があり、そのためには依頼者の満足度を上げる必要があります。
つまりスタッフの品質を上げることが重要で、雇用型家事代行サービス会社はスタッフの教育に注力している会社が多く存在しています。
一方、家事代行マッチングサービスでは提供会社は雇用せずにマッチングの場=サイトを提供していますので、スタッフの品質=そのスタッフの評価につながります。
依頼者はそのスタッフの評価を見ることができるサイトが多く、なるべく評価の高いスタッフを選びたいと思いますので、評価が高いスタッフほど、多くの仕事を手にすることができます。
そのためスタッフの品質はそのスタッフの頑張り次第で左右されますので、優れたスタッフと出会えることもある一方で、マッチングサイトによっては利用規約に「スタッフとのマッチングの場を提供するサービスなので、サービス内容には一切責任を負いません」との記載も明記されており、品質は保証されていなかったり、スタッフの身元も確認されていないケースもありますので、安心して使用できない可能性があることはデメリットといえるでしょう。
料金の比較
続いて雇用型家事代行サービスと、マッチングサイトの料金を比較していきます。
雇用型家事代行サービスはスタッフの質にかかわらず、提供プランごとに一律で料金を明示している会社がほとんで、1時間あたり2000円台の会社が多いです。
一方で家事代行サービスマッチングサービスでは、マッチングサイトに登録しているスタッフが自分で料金を決めることができますので、一概にいくらと決まった料金はありません。
安ければ1時間あたり1500円程度でも依頼することができます。
評価の高いスタッフほど高い料金で設定しても依頼を集めることができますので、評価の高いスタッフを安価で依頼することは難しいですが、
まだ家事代行の実績が乏しいスタッフであれば、安価に仕事を募集している傾向があります。
なぜなら、サイト上での評価を得るためには仕事の実績が必要ですが、料金を安く設定しないと実績豊富なスタッフと比較されて仕事を得ることができないため、安価な料金設定にせざるを得ないからです。
このように、スタッフの品質にこだわらないのであればマッチングサイトで安価に仕事を募集しているスタッフを探せば、1000円台で依頼をすることも可能です。
なお、Casy(カジー)なども一部ではマッチングサイトと呼ばれていますが、マッチングは自動で行われ、料金も会社側で一律に設定しておりますので、今回はマッチングサイトには含めずに紹介しています。
利便性の比較
続いて利便性の比較を行っていきます。
利便性の観点で言うと、圧倒的に雇用型家事代行サービスの方が良いと思っています。
雇用型家事代行サービスでは、依頼したい家事の内容・日時などを提供会社に伝えれば、勝手にその要望にマッチする適した人材を選定してくれます。
一方マッチングサイトでは家事代行会社の人員を削減して低価格での提供を目指しているため、その家事代行会社の人が抜ける分、自分たちでいろんな調整を行う必要があります。
つまり、自分の要望(家事の内容、家の場所、料金、日程)に合うスタッフを自分の手で探す必要があります。
まだマッチングサイトは市場の認知度は低く、スタッフの登録者数も多くないので要望を満たすスタッフを家事を依頼するたびに探す必要があるというのはとても手間がかかることだと思います。
これは登録得するスタッフさんにも言えることで、自分で仕事を集めるためにあらゆる工夫(値下げなど)をする必要がありますが、雇用型家事代行サービスであれば、安定して仕事を得ることができます。
また、依頼者とのやり取りに会社が間に入るので、スタッフとしても安心して仕事ができるでしょう。
主要な家事代行マッチングサイトの紹介
家事代行マッチングサイトと雇用型家事代行サービスの違いについて紹介をしたところで、続いて主要な家事代行マッチングサイトを紹介します。
家事代行ひろば
家事代行ひろばは株式会社マエストロサービスが運営する家事代行マッチングサイトです。
動物をアイコンとして使用している可愛らしいサイトデザインです。
家事を依頼したい人も家事を代行したい人も無料で使用できます。
2017年1月時点でのスタッフの登録数は1545人で東京都に絞ると674人もいます。
家事代行がマッチングする流れは大きく2つあり、
ひとつは家事を依頼したい人は掲示板に依頼したい家事の内容や日程、ご予算を書き込み、それに家事を代行したい人がその旨を返信します。
ふたつ目は家事を代行したいスタッフが自分の得意なことや予算を書き込み、そのスタッフに依頼したい人がスタッフに連絡をします。
上記流れでマッチングした際に家事代行が成立します。
料金もお互いの合意のもと決めることができるので、比較的安価に依頼することも可能です。
タスカジ
タスカジはブランニュウスタイル株式会社が運営する家事代行マッチングサイトです。
タスカジ
タスカジはマッチングサイトですが、登録しているスタッフはみな研修を受けたスタッフとなりますので一定の品質は担保されやすいサービスだと思います。
その代わり利用時間が3時間で固定されておりますので1時間だけ利用したいというような人には向かないサービスです。
とは言え、1時間だけの利用ではほとんど家事はできませんので、実際に利用する場合は2~3時間の利用が多くなると思いますので、その点はあまり問題ではないかもしれません。
料金はスタッフのレビューによっては区別されており、スポットの利用では3時間5,550円から利用できるランクもあれば、ランクが高いと3時間7,800円も費用がかかることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家事代行マッチングサイトは安価に利用できるメリットはありますが、一方で品質が担保されづらかったり、マッチングするために自分で調整をしなければならないというデメリットもあります。
揉め事などがあったときも基本的にはスタッフと利用者の間で解決する必要があり、提供会社は関与してもらえませんので、
料金がネックでないのであれば、雇用型家事代行サービスの方が安定感はあるかと思います。
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